無線接続のマウスが、完全にではなく、ときどき、動かないとか、反応が悪くなる不具合の解決方法について解説します。
有力な原因の一つとして、USB3の動作時に発生する電磁波がマウスが使用している電磁波に干渉するというのが挙げられます。時々動かなくなるのは、USB3の機器が動作しているときのみに発生するトラブルだからです。例えば、ユーザがUSB3対応のUSBメモリを持っているとして、必要なときしかパソコンに接続していないでしょうし、接続しっぱなしであっても常に読み書きが続くことなどまれでしょう。このために、ユーザからは、ときどき無線マウスの調子が悪いが原因がよくわからない、とか、パソコンの処理が忙しいせいでたまたまマウスが遅いだけで問題があるわけではないように見えてしまいます。
対策としては、USB3で接続されている機器と無線マウスのレシーバの距離をとることです。USB3機器と無線マウスレシーバを同じUSBハブに接続しているときでも、使用するポートを離してやるだけでも大きく改善する場合があります。それが難しいなら、USBを延長するケール部などを使用するのも良いでしょう。