HDMI接続で解像度や画質が低下する

HDMIでパソコンとディスプレイやテレビを接続すると解像度が低下したり、画質が低下したりする場合があります。具体的には、PCとディスプレイの接続において、HDMI以外の接続方法では使える解像度が、HDMIでは使えなかったり、解像度を妥協して接続しても画質が悪くなるといった現象が起こります。これは、ディスプレイの設定により解消できる場合があります。ディスプレイで、HDMIの入力に切り替えるのはもちろん必要ですが、さらにHDMI自体の設定が必要な場合があります。ディスプレイのマニュアルをWebなどから確認してみると良いでしょう。機種により異なるでしょうが、例えばEIZOの一部機種では、HDMIの設定を「PC」にするとPCとHDMIで接続した場合の表示が劇的に改善します。

VGA、DVI、ビデオの接続などでは、入力切り替え以外のディスプレイ側の設定というのはあまりないので、ついつい見落としてしまうポイントです。

プリンタのインクカートリッジは捨ててはいけないかも

インクジェットプリンタのインクカートリッジですが、現代のプリンタは動作パターンが複雑なので、取り外して捨てる前に、多少は考える必要があります。余計な物を家や職場からすぐに追い出すことは、生産性の観点から重要ではありますが、インクカートリッジが空でも刺さっていないと、プリンタがきちんと起動しない機種が存在するのはやっかいです。これで困るのが、

  • 複合機だとスキャンやFAX送信ができない
  • 一部インク切れでも無理に印刷できる機種でも印刷できない
  • 切れかけの他のインクが何色か表示されない

などです。間もなく捨てる予定のプリンタや印刷機能を使わない複合機なら、装置内のインクの乾燥を考えずにインクカートリッジを外して捨ててもよさそうです。しかしながら、上のリストのような問題を回避するために、使いもしない新しいインクカートリッジを買うことにもなりかねないので、注意が必要です。