USBメモリが認識されない

PCの状態が不安定なときに、USBメモリが接続できない場合があるようです。とにかく記憶装置をPCに接続してデータのやりとりができれば良いという場合は、USBのHDDを試しにつないでみましょう。同じストレージですが、USBメモリとUSBハーディスクでは若干動作特性が違うようで、USBハーディスクでは問題なく使用できる場合があります。

USBメモリが認識されない状態を改善したい場合は、Windows Updateを実行してOSの状態を最新の状態にすると改善する場合があります。また、電源を入れたまま数時間とか半日間放っておくと改善する場合もあるようです。緊急で使う必要のないパソコンなら、Update以外に特別な操作のなしに改善する可能性にかけるのも効率面から重要です。

意外に危険なモバイルハードディスクの熱

情報機器のセキュリティとはコンピュータウイルスの対策やシステムへの侵入の防止に限りません。機器の破損や火災の防止も重要なセキュリティです。今回はモバイルHDDの熱を取り上げます。モバイルHDDのような小型でパソコン本体の外にある機器でも、条件がそろうと容易に非常に高温に達してしまいます。

モバイルHDDでも長時間連続使用すればかなり熱くなります。これをさらに積み重ねて使うだけで、熱がこもってしまい、ケースが溶けるといった事故が起こる場合があります。もちろん、いつもそのような事故が起こるわけではなく、積み重ねを前提としていない2台のモバイルHDD同士が隙間なくピッタリと接している状態だと起こりやすくなります。

もちろん、2台のUSBメモリでも同様のことは起こりえるのですが、通常USBメモリはUSBポートから飛び出た形で使うので、積み重ねるのは困難です。一方、モバイルHDDは、通常USBケーブルを使用して接続するので積み重ねが可能で、さらに、どれも同じような大きさの直方体なので、あえて積み重ねて整頓して設置したくなるので注意が必要です。