タブを開いたり閉じたりするショートカットキー

現在では、複数のファイルやサイトを同時に開きながら素早く切り替えることができるタブ機能が様々なソフトに搭載されており、定番のショートカットキーが割り当てられています。なお、ここで取り上げるタブはMicrosoft Officeなどでメニューの代わりに搭載されているリボンのタブではなく、Chromeなどのタブを意味しています。

タブを新しく開く場合は、Internet Explorer、Edge、Chrome、Firefoxなど、ほとんどのブラウザでは、Ctrl+Tキーとなっています。

ブラウザのタブを閉じる場合には、Ctrl+Wキーで、タブがない場合にはブラウザ自体が終了します。Microsoft OfficeではCtrl+Wキーでファイルを閉じることができます。ただし、閉じるファイルがなくなった場合は、ブラウザと異なりソフト自体が終了することはありません。Excelに登場するタブは、ファイル内に複数持つことができるワークシートに対応したものであり、ワークシートが存在する限り消すことはできません。Accessでは、テーブルやクエリなど様々な要素が開くと、タブとして表示されますが、これもCtrl+Wキーで閉じることができます。

ソフト Ctrl+T Ctrl+PageDown Ctrl+Tab Ctrl+PageUp Ctrl+W
Google Chrome 新しいタブを開く 次のタブ 次のタブ 前のタブ タブを閉じる(終了可能)
Microsoft Edge 新しいタブを開く 次のタブ 次のタブ 前のタブ タブを閉じる(終了可能)
Microsoft Internet Explorer 新しいタブを開く 次のタブ タブを閉じる(終了可能)
Mozilla Firefox 新しいタブを開く 次のタブ 次のタブ 前のタブ タブを閉じる(終了可能)
Microsoft Excel 2016 テーブルの作成 次のタブ 次のファイル 前のタブ ファイルを閉じる
Microsoft Access 2016 タブを閉じる ファイルを閉じる
Adobe Photoshop CS6 次のファイル ファイルを閉じる

USB3.0モバイルHDDの接続が勝手に切れる

モバイルハードディスクもUSB3.0の製品が普及しつつありますが、接続して読み書きをしていると突然切れてしまうようなことがあります。USB2.0のモバイルHDDでも同様の現象は起こりますが、USB3.0のHDDの方がこの異常停止の頻度は高いようです。対処法としては以下のような方法があります。

  • 充電に強いUSB端子に接続する。
  • 電力ケーブルを接続する。
  • USB2.0のケーブルを使用する。

モバイルHDDが突然切れる理由として、USBケーブルの電力不足が考えられます。モバイルHDDの接続に、PCの充電用のUSB端子を使用すると、状況が改善する場合があります。通常のUSB端子より電力供給に関して、より良い設計が行われているためと思われます。もちろん、充電用のUSBが特にない場合には使えない方法となります。また、モバイルHDDに電力供給用のケーブルが同封されていることがありますので、それを活用するのが手堅い解決法右方です。ACアダプタの場合もあれば、別のUSB端子から電力だけ融通してもらうUSBケーブルの場合もあります。

USB2.0のケーブルを使用してパソコンと接続する方法もあります。もちろん、USB3.0モバイルHDDの性能を犠牲にすることになりますが、動作の安定性が格段に向上する場合があります。